特定非営利活動法人 奄美機能性食品開発研究会

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「奄美における新しい薬草の発見」報告会 : 記者会見

平成25年9月2日、鹿児島県奄美市のホテルで「奄美における新しい薬草の発見」報告会を行った。
発表者は当会副理事長の上山泰男(徳之島徳洲会病院長)・当会理事の屋宏典(琉球大学教授)・
徳之島町の高岡秀規町長。
当会と琉球大学が奄美群島から台湾に分布するシマアザミに関して琉球大学との共同研究で科学的データが得られたことから北海道に本社を置く株式会社アミノアップ化学(会長が当会理事)と琉球大学(屋教授が当会理事)と当会が共同で平成25年8月13日に出願番号:特願2013-168404発明の名称:「脂肪蓄積抑制剤、医薬品、脂肪肝の予防剤又は治療剤及び飲食品」で出願し、翌14日に琉球大学(屋教授グループ)の論文が230誌以上の生命健康科学系のジャーナルを出版するBioMed Central 社に受領され15日に刊行された。ことを報告しました。
副理事長 上山泰男
ポリフェノールを通常の4~5倍含有していることが判明しています。
今後は徳之島(奄美群島)での生産組合の立ち上げ、初期には研究用、小規模販売用、徳之島町のアンテナショップ(福岡)で試験販売する量を栽培し製品を作る。また、1年以内をめどに臨床試験へつなげていきたいと語った。
琉球大学 屋宏典教授
脂肪細胞をシマアザミの凍結乾燥試料(CL)のヘキサン抽出物で培養すると、この細胞での脂肪の蓄積量が有意に減少し、脂肪酸合成酵素の発現が抑えられた。また、高脂肪食のマウスにCLを同時に与えると脂肪酸の血中濃度が低下し、皮下脂肪量も有意に減少し、脂肪酸合成酵素の発現も抑えられた。さらに、肝臓の脂質量もCLを与えることにより、有意に減少し、肝臓障害の程度も有意に抑えられた。と
研究結果を語った。
徳之島町 高岡秀規町長
昨年からシマアザミの委託栽培を行っていることを報告。
シマアザミを使ったアイスクリームの紹介がありました。
まずは、徳之島町で実績を作り奄美群島へ広げていきたいと語った。
※シマアザミの凍結乾燥試料はすべて徳之島産で徳之島町の美農里館より提供を受けています。

論文と大まかな翻訳(PDF)

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