NPO法人奄美機能性 食品開発研究会(理事長:徳田虎雄・徳洲会理事長)は3月12日、鹿児島県
奄美市内のホテルで市町村の首長や議員，民間企業の代表など約９０名が出席し 説演会を開催した。
まず、上山泰男・同会副理事長(徳之島徳洲会病院院長)は
「向春草について」と題し講演した。
脳梗塞や動脈硬化の予防効果やアンチエイジングなどで注目されるポリフェノールの含有量がほかの食材より群を抜いて多いなど現在の研究内容や成果などを紹介。
また向春草Rを商標登録したことも報告した。
小砂憲一・同会理事（株式会社アミノアップ化学会長）は
「北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区の取組みと北海道農業の現在と将来」と題し，北海道で取り組まれている機能性食品の活用方法や道独自の表示制度や江別市の市民参加型臨床実験などについて紹介した。
最後に経済産業省北海道経済産業局地域経済部 バイオ産業課 田中雅智課長が
「北海道のバイオ関連施策及び沖縄・奄美地域との連携に関する事業について」と題し講演。
沖縄とアジアを結ぶインフラの魅力や沖縄・奄美と北海道では素材が競合しないことから，これを機会に協力関係を築きたいと述べた。
懇談会では個々で活発な意見交換がなされていた。
