特定非営利活動法人 奄美機能性食品開発研究会

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奄美機能性食品開発研究会トップページ > お知らせ一覧  >  「奄美群島固有の機能性植物資源による地域活性化事業」

「奄美群島固有の機能性植物資源による地域活性化事業」

開催日 : 2015年4月24日(金) 開催場所 :奄美市内のホテル(鹿児島県奄美市)
主催   特定非営利活動法人奄美機能性食品開発研究会  講演会入場 無料

(1)講師:国立大学法人琉球大学 副学長 屋 宏典
~産学官連携推進機構について~
イノベーション創出のための大学・行政・産業支援機関・これに、これからは金融機関等
との連携による地域イノベーション創出に関して様々な分野の事例を交えながら産学官
連携の重要性についてのお話をいただきました。
また、先日3月11日~13日に東京ビッグサイトで行われた「健康博覧会2015」にもふれ
られ健康食品業界だけに限らずモデルなど様々な分野でも「向春草」に興味があること
を報告されました。
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(2)講師:国立大学法人琉球大学 ポスドク研究員 稲福 征志
~向春草の機能性について~
科学的アプローチにより「シマアザミ」が素晴らしい可能性を秘めた食材であることを
突き止め、これまでに、シマアザミには一般的な野菜の約6~7倍のポリ フェノール
(フラボノール、イソフラボン、タンニン、カテキンなど)が含まれていること。
また、動物を用いた試験では、シマアザミの摂取は皮下脂肪重量や血中脂質濃度を
低下させて、さらには肝臓への脂肪蓄積を抑えること。
また、抗腫瘍効果をもつ有効成分もシマアザミに含まれており、その含有量は他の
食材よりも多いことなどや、さらなる可能性も期待できることをについてのお話を
いただきました。
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(3)講師:藤井 裕正
~向春草の栽培について~
当初は自生のシマアザミを畑へ定植していたが、栽培として確立するために種子から
育てることができることを確認し、害虫や台風にも強くリスクの少ない作物として期待
できることなどを報告されました。

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